たまにはコーヒー☕️(美味しいコーヒーの淹れかたを研究する)
ブログのテーマにたまにコーヒーとあるので、自分なりの美味しい淹れかたを書いてみます。私が最初、自分でコーヒーを淹れてみようと思ったのは、この世にはバリスタという人達がいて、そしてその世界チャンピオンがいるのをテレビで観て知ったのがきっかけでした。
私の場合は、特に修行したわけでもないし、特別な淹れかたをするわけでもないし、バリスタの世界チャンプを目指してるわけでもありません。ただ独学で研究しているだけなので、大したことはわかりませんが、何もしないよりは美味しく淹れられていると思います。(生豆を焙煎するところはまた今度やります。)
『用意するもの』
・デジタルクッキングスケール(あると便利)
・自分の好きなコーヒー豆
・コーヒーミル
・ドリッパー
・ペーパーフィルター
・ドリップポット
・サーバー(あると便利)
*一杯分なら直接カップにドリップしてもいいのかもしれません。
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まず、コーヒー豆を挽きます。
豆の量ですが、通常一杯分が10gとされています。でも、淹れる際はもう10g必要です。(理由はわかりません。すいません。)
例えば、2杯分淹れるなら、豆は30g必要だということです。
疑問に思ったので、一度10gで一杯を淹れてみたことはありますが、不味かったです。
(私はここで、ドリップのときはいろいろケチってはいけないということを学びました。)
コーヒー豆を量る際に、私は電子はかりを使用しています。
ドリップのときはケチってはいけないと言いつつも、この辺はシビアにいきます。良い豆を自分で買ってくると、高いもので200g・1,500円はしますからね。
(計量スプーンでも量れるのかもしれませんが、豆と豆の間の空洞分足りなくなるのでは?という気持ちから使っていません。)
量り終えたら、コーヒー豆をミルに入れます。
ミルの種類によっては一度に挽ける豆の量に限りがあるので、要確認です。
ミルサーでやってしまうのが一番スピーディーですが、挽き加減の調整が難しいのではないかと思います。
それにこの過程も、コーヒーを自分で淹れる時の醍醐味の一つであるので、機械でやってしまうのは如何なものかと私は思います。
挽き加減というやつですが、これについては好みによりますが、その好み通りに淹れるためには、それに合った抽出器具が必要になってきます。
今回はペーパードリップなので、「中粗挽き」・「中挽き」・「中細挽き」・「細挽き」の中から選択します。
調整はミルによってやり方が違うので、説明書で確認をお願いします。
豆は細かければ細かく挽くほど、成分が抽出され濃くなり苦味が強くなります。
反対に荒く挽くほど、薄く苦味が少なく酸味が出やすくなります。
濃いのがお好きな方は細挽き、さっぱり好きサンには粗挽き、バランスのいいコーヒーには中挽きといった具合です。
私は中挽きが好きなので、いつも中挽きにしています。(挽いた豆の大きさは、ザラメとグラニュー糖の間くらいです。)
いよいよ豆を挽くのですが、ここでもツウの世界では色々とあって、コーヒー豆を挽くときは熱が発生します。(まぁ、コーヒー豆に限らず物体と物体が摩擦を起こすときは熱が発生しますが、、、。)
この熱が、コーヒー豆の風味を損なわせるとされているため、コーヒー通は豆を挽く時の発生熱を嫌います。
ハンドミルは臼状の刃で豆をすりつぶすので、摩擦熱が大きいという人もいれば、カッティングミルは豆を小さく切る感じなので、熱が発生しにくいが、モーターによる熱が発生するという人もいます。
ここまでこだわると、もうコーヒーは飲めなくなるので、自分のお気に入りのミルを使うべきだと私は思います。
「チャーリーとチョコレート工場」でチャーリーが言っていた、「チョコに意味なんていらないよ。だからこそチョコなんだよ。」というセリフが思い出されます。
私も「コーヒーに意味なんて、、、。」と言いたいです。挽く過程を楽しむべきです。
で、挽くときのポイントですが、ミルのハンドルのスピードは一定に回します。挽いたあとの豆の質の9割は、ミルの性能によるのですが、あまり適当に回すと豆の挽き具合にバラつきがあるような気がします。(気のせいかもしれませんが。)
まぁ、せっかくですので、挽いてるときは「おいしくなぁれ^ ^」とか唱えながら、自分に酔いながら挽きましょう。しつこいようですが、楽しみましょう!
余談ですが、私の好きな言葉で、たしか孔子だったと記憶していますが、「天才は努力する者に勝てず、努力する者は楽しむ者に勝てない」という言葉があります。
さて、挽き終えたら次の作業です。たぶん挽き終えたあとの粉の中には、薄い皮が混ざっているはずです。コイツは念のために、できるだけ除去します。なぜならこれと一緒に抽出すると、嫌な味が出てしまいます。
ただ、家にふるいとかがなければ無理に取らなくてもいいです。ものすごく味か変わるというわけではないので。
それができたら、いよいよドリップです。ドリッパーにフィルターをセットしたら、さきほどの粉を入れます。粉を入れたら、ちょっと揺らして、平らにしておきます。
90度のお湯で抽出するのがベストなんですが、ここで、私のやり方を、、、。
〜お湯の準備〜
1・やかんに1Lほどお湯を沸かす。(私の場合、豆を挽きはじめるタイミングで火にかけます。)
2・沸騰したお湯をドリップポットに移す。(この時注意するのが、お湯の量はいつも同じということです。1杯分だろうが、5杯分だろうが、ドリップポットにはたっぷりのお湯を移します。私の場合、いつもほとんど満タンです。)
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3・余分な熱がなくなったな〜ってくらいが90℃くらいです。抽出作業に入っていきます。
〜ドリップ〜
ここから、90℃のお湯でドリップするのですが、まずドリッポットからお湯を注ぐ時の手順と注意点です。2回に分けてお湯を注ぎます。1回目は蒸らしのために注ぎ、2回目はコーヒー成分の抽出のためです。
1・ドリッパーに近いところ(低いところ)から、注ぐお湯はできるだけ細く。(よくあるギャグのような高いところから注ぐのはナシです。)
2・ドリッパーの構造上、真ん中が一番コーヒー粉が多いので中心に多めに注ぐ。「の」の字を書く感じで中から外に〜、外から中に〜、このときペーパーに直接お湯をかけてはいけません。
3・1回目の注ぎは蒸らしのためなので、お湯がサーバーにポタポタと落ちはじめたら、一旦ストップで蒸らしに突入です。私は30秒蒸らしています。1分の方もいます。
新鮮なコーヒー豆を上手に蒸らすと、コーヒーの粉は膨らみます。この時コーヒー豆に含まれているガスが放出されます。この瞬間がたまりません。
4・蒸らしが終わったら、コーヒーを本格的に抽出します。注ぎ方は先ほどと同じで、ただ次は長い時間注がなければいけません。お湯を細くゆっくりと、一定のスピードで。ドリッパーに残る湯の量は常に一定です。中心に注ぐので、だんだんと周りに、粉の土手ができますがこれを崩してはダメです。
5・サーバーの目盛りをチェックしながらお湯を注ぎ、杯数分に達したら、すぐにドリッパーを外します。ドリッパーに残っているお湯を全部サーバーに落としてはいけません。コーヒーのファーストドリップ(最初の一滴)は最高ですが、「最後の一滴」は最悪です。
6・無事に抽出が終わったら、カップにコーヒーを注ぐ前に、少しサーバーの中のコーヒーを回します。抽出成分が底に溜まっているので、味を均一にするためです。
7・後はお気に入りのカップに注いで飲むだけです。サイコーなはず(^ ^)
(ラテアートはまた今度やります!)