塔丸(とうのまる)のブログ

主に双子育児、たまに旅とコーヒー

男性のための奥さん(妊娠中・出産直前・後)ケア術!!

 ケア術などと偉そうなタイトルをつけてしまいましたが、
 あくまでもいろんな方の話を聞き、私自身も経験し、その上で私のみの見解で考え出した術(すべ)ですので、ご了承ください。(妊娠中・出産直前・後の奥さんには共通する点が多い気がするので、結構いろんな人に使えるのではないかと思います。奥様方にこれを見られたら、「コイツわかってないな」と叱られそうですが、私のような気の弱い人間は、常にこんなことを考えながら生きているのです。)

○ホルモンバランスが乱れている!
 妊娠中も、出産後も奥様はとにかくホルモンバランスが乱れています。イライラしたり様子が変だったりしますが、奥様は一切悪くありません。たとえ理不尽なことを言われたと感じても、間違っても口答えしてはいけません。口答えしようものなら、さらに怒られるか泣かせてしまうかのどちらかです。決して良いことはありません。
 奥様と接するときには常に「今この人はホルモンバランスが乱れている。大変な中で妊婦生活、もしくは育児を頑張ってくれてありがとう。」と唱え続ける必要があります。忘れてはいけません。

○甘いお菓子等のプレゼントを忘れるな!
 上記に加え、特に出産後の奥様は授乳や寝不足でストレスがたまりまくっています。仕事から家に帰るとき、ちょっと出かけた時は甘いお菓子のプレゼントを忘れてはいけません。
 ただこの時、注意しなければならない点があります。私もよくやってしまう失敗なのですが、妻に気を遣いすぎて、お菓子をたくさん買いすぎるということです。「ただいま〜、お菓子買っといたから〜」と喜ぶことを期待して帰っても、「なんでそんなに買ったの?」と逆に怒られます。程よい量を覚えましょう。たくさん買って帰ったからといって喜ばれるわけではありません。

○自分の思っていることは、たとえ聞かれたとしても喋るな!
 「妊婦生活中、出産直前・後」この期間は特に奥様は話を聞いてほしい状態になります。普段のなんでもないときからそうなんですが、「妊婦生活中、出産直前・後」はこの傾向が強くなります。

 正しいやりとりの一例としては、以下の通りです。

 奥様「これからどうなるんだろう。お腹も重いし、赤ちゃん、ちゃんと育てられるのかな〜?」(この期間の奥様はとにかく不安を口に出すようになります。)

 まず、失敗例を2つ

その1・ あなた「そんなの俺もわからないよ、それにお腹が重たいのは妊婦だからね。」(こんなのは絶対ダメです。)

その2・ あなた「そんな不安ばかり口にしてどうする!やるしかないんだよ!」(こんな人はいないと思いますが、もしいたら直ちに自らを修正してください。)

正しい答え「これからどうなるか不安なんだね、初めてのことだから心配になるよね、お腹も重くていつもと違うしね、いつも頑張ってくれてありがとう。きっと可愛い赤ちゃんが生まれてくるよ。」

 基本奥様は話を聞いてもらいたいだけなので、奥様の言ったことを良く聞いて、それを繰り返す感じで、ちょっとだけ明るい方向に導くくらいにしておかないといけません。否定したり、自分の思いを言ってはいけません。もうとにかく奥様の言うことに合わせてください。

 合わせ方のもう一つの例です。(よくあるやりとりです。)

 奥様「今日お昼ご飯何にしようか?」
 あなた「うどんとかがいいと思う。」
(なるべく手がかからないものをチョイスしてください。あなたが作れるならそれが一番ですが、そうでないときでも冷蔵庫の中身をチェックしておいて、その在庫でできる一番手のかからないものをチョイスしてください。)
 そこで、奥様が「わかった〜」となれば良いのですが、

 奥様「でも、カレーがいいと思うんだけど」となった場合は、
 あなた「僕もちょうどカレーがいいなと思ってた!カレー食べたい。」といった感じで、いつでも合わせられるように、家の中では心の準備をしておくべきです。

 たとえ、「どう思う?」という質問があっても、自分の考えを押し付けるような言い方はしてはいけません。
奥様がその質問をしてくる前には、必ず「私は○○○〜だと思うんだけど、」という前置きがあるはずです。その前置きに賛同する回答をしてください。
どうしても、反対したい場合は、「(奥様)の考えもすごくいいよね〜、でも、僕は○○○もいいような気もするけど、どうだろう?」といった具合でお願いします。


○あなたを大事にしてますよ!の姿勢を前面に押し出せ!
 上記の項目だけでも、十分に大事にしているのでは?と思われるかもしれませんが、まだまだ足りません。奥様の要求に終わりはありません。ここで気を抜くと、あなたが楽に暮らしていくための、これまでのケア術が台無しとなってしまいます。
 特に、妊婦生活中は重たいものを率先して持つ、歩くときは身体を支えてあげるなど、とにかく気を緩めてはいけません。ふと気を緩めて奥様を放置したりすると、その後の人生を眠りにつくまで、不信感を抱かれたまま暮らすこととなります。
 
 「じゃあ、俺たちはいつ休むんだよ!』と思われる方もいらっしゃると思いますが、休みがあるなどと甘い考えは捨ててください。奥様は子供が産まれるまでは24時間妊婦であり、子供が産まれたあとは、24時間母親となります。彼女たちが休むことはないのです。
 
 とは言いつつ、こちらは男なので母親と全く同じマインドで過ごすことは難しいと思います。サボりたい時もあるでしょう。
でも、「奥様に内緒でサボる」・例えば、仕事を言い訳にして、家に帰る時間を遅くして、近所のショッピングモールをウロつくとか、カフェで時間を潰すとかは絶対にやってはいけません。

 私が提案する一つの方法として、例えばもしあなたに趣味があれば、奥様に話してみて(お願いしてみて)、趣味の時間をいただきます。
そして、「1時間だけ行ってきます。」と言って出かけたとします。その後、30分で帰ります。多分出かけて帰るだけになるでしょう。しかし、それで良いのです。
これを時々繰り返し、少しずつ時間を長くしていきます。(この過程で、自分が宣言した時間を過ぎて家に帰ることはタブーです。)
 こうすることで、奥様の中に「この人は私が苦労して子育てをしている時に、自分だけ趣味の時間を作りやがって、、まぁでも、ちょっとは申し訳ないと思っているんだろう、まぁいいか。」となるはずです。
 そのうち、長い時間出かけても大丈夫になります。(多分長く出かけると、あなた自身が早く家族に会いたくなると思いますが、、、)

とまあ、ダラダラと私の勝手な見解で書かせていただきましたが、参考になればと思います。
ヽ(´o`;

赤ちゃんクラシック「育児のクラシック」

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